行者還岳・弥山・八経ヶ岳
2006年5月29日(月)・30日(火)曇り


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5月29日
「行者還トンネル西口」登山口10:20〜11:20奥駆出合〜13:00行者還岳山頂13:30〜15:10奥駆け出合〜16:50弥山小屋
5月30日
弥山小屋6:40〜八経ヶ岳〜奥駆け出合〜9:50「行者還トンネル西口」登山口


本当は和佐又ヒュッテに車を停めて、大普賢岳から釈迦岳までの奥駆道を歩いて前鬼の小仲坊に泊まり、その翌日バスで和佐又口まで戻るつもりをしていたのですが、小仲坊へ予約の電話をいれると、「週末しか食事の用意はできない」との返事。

私はまだ自炊の用意はできてないので、弥山小屋一泊に変更しました。

行者還トンネル西口に車を止めて、二日目は奥駈け道を南まで歩けるところまでピストンするつもりでゆっくりと出かけました。



登山口から橋を渡って尾根道ではなく沢沿いに登りましたが、歩きやすくて大正解でした。
翌日は尾根を降りましたが、その違いは雲泥の差です。翌日の帰りに橋のところでご夫婦に会いましたが、「沢沿いの方が楽ですよ!」と、教えてあげました。

奥駆出合まで出て、奥駈道を行者還岳へ歩きました。先日は大普賢岳から七曜岳までの奥駈道を歩きましたが独特の雰囲気です。途中で、トンネル東口から上がってきた団体とすれ違いました。一のタワ避難小屋を過ぎたあたりで北から来られた女性から、「ヤマシャクヤクがきれいですよ!」と、教えてもらいました。石灰岩が混じった山肌に白いヤマシャクヤクが群生していました。

行者還宿からは急な斜面を少し登ると、行者還岳でした。ここでお昼休憩にしました。山頂では私一人でした。


奥駆出合から尾根道を北へ歩いた風景
(一のタワ周辺)
奥駆け道のちょうど行者還トンネルの上あたりでしょうか、シャクナゲと白いヤマシャクヤクがたくさん咲いていました。

行者還岳山頂もシャクナゲの花がたくさん咲いて華やかでした。

この5メートル先に断崖絶壁が!
この時は、つゆにも思わず・・・

 弥山小屋へ予約のおりに「5時までには入って下さい」と言われていたので、行者還岳の頂上で食事休憩の後、急いで戻りました。

 弥山小屋に着いて、単独で天川から登ってこられた方と、「昨日は山上ヶ岳に登り、今日は行者還トンネル西口から弥山へ来ました」という長野塩尻の方がおられました。私と同年輩の方々と見受けました。

 私たち3人が食事を終えた後に、山上ヶ岳から奥駆け道を歩いて来た青年2人が、「弥山への登りがきつかった!」と言って到着しました。

 私は、到着後すぐに着替えたにもかかわらず、寒くて食事後すぐに布団の中にもぐり込みました。奥駆け道を歩いているときも寒かったのですが、長袖のしっかりしたシャツを必ず持って行ってまめに着替えるようにしなければと、反省です。リュックも、もう少し容量のあるのが必要です。

 小屋で一緒だったお一人は山上ヶ岳へ向かわれ、長野の方は、私がお勧めしたシャクナゲとヤマシャクヤクのある尾根まで向かわれたはずです。二人連れの若者は、釈迦岳から前鬼まで出かけてゆきました。

 二日目はまだ少し寒気もしたので大事をとって、翌朝6時の朝食後、八経ヶ岳へ行きました。ガスで視界はぜんぜんありません。その後トンネル西口へ戻りました。

 小屋で作ってもらったお弁当は、お昼に家で食べました。


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池小屋山
2006年4月28日(金)晴れ


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宮の谷林道終点8:30=高滝=奥の出合=13:00池小屋山頂上(休憩)13:30=奥の出合=高滝15:30=宮の谷林道終点16:20


「季節も良くなってきた。この半年、4時間程度の山歩きだったので、今度はもう少し足を延ばして歩いてみたい!」と、思っていました。

WolfgangさんのHPを眺めていたら、「池小屋山」が目に入ってきた。高滝もスリリングだし、行ってみよう。

この春、息子の結婚式をきっかけに買ったデジカメも使うようにとポケットにしまって出発。


 


 朝6時に家を出て、コンビニでおにぎりやドリンクを買って、高見山のトンネルを越え166号線を東へ。「スメール」の看板を右折して、蓮ダムに向かう。奥香肌湖を右岸側をとらずに左岸側に入りしばらく行くと蓮川の右岸へ戻りました。宮の谷林道へは道標がありそこを左折。林道終点につくと一人の男性(柏原から来られたそうです)が、ちょうど出発されるところでした。

 歩き出してすぐになんと、道に迷ってしました。最初の橋があったのに左の作業道に入ってしまい、「おかしい!」と、気付いて戻りましたが、20分程度ロスしたかな?
 高滝までは、自然歩道のような感じで歩きやすい道が続きます。


 新しいデジカメで撮影した初めての写真です。
 木の名前は分かりませんが、思わずポケットから出して撮影しました。

 この後、高滝を左に見て登っていきます。
 緊張していたのでしょうか、怖さも感じずにすぐ上の沢まで上がることができました。

 沢を登りつめていくと、キャンプができそうな沢の合流場所がありました。ここでテープを探したのですが分からずに、右側の沢に入り込んでしまい、ここでまた30分ほどロスしました。
 沢の合流地点までもどり、尾根をまっすぐ上がっていく道を見つけました。

 ここからは、木の根っこが張り出した急な尾根道を「ゼー!ゼー!」言いながら登っていきます。しばらく歩くと、先に進まれた男性が降りてこられました。
 「12時に山頂を出て今25分ですから、もう少しですよ」と、声をかけてもらいました。
 しばらく歩き、周りがクマザサに覆われだすと、すぐに頂上でした。

 頂上では、シャツ1枚でも寒くなく快適な雰囲気でのお昼ご飯です。頂上の尾根道を北へ行けば2月に歩いた高見山、3月にはWolfgangさんたちと歩いた明神平へ、南へ歩けば3月に歩いた馬の鞍峯をへて大台ヶ原へ続いています。

 帰りの時間も気になるので、30分で降りることにしました。

 「もう帰る!」。すると・・・。


でっかいカエル

高滝を降りたところで、出会いました。
50センチ位まで近づきフラッシュをたいても、泰然自若。
(この落ち着き、私も欲しいな!)

この後、歩き出すと狸が前をトコトコと歩いています。
カメラは用意できず撮影できませんでした。

車に戻って、林道を走り出すと、
今度は、猿の群が前を横断中でした。

今日は天気も良かったし、自然を充分に堪能しました。
また、春に来てみたい場所です。


帰りは宮の谷林道を出たところで左折して、166号線のトンネル付近に早道して帰りました。