百前森山・ブナの平・石地力山(果無山脈)
2007年2月20日(火) 快晴


果無山脈尾根から西方向

広域地図はこちら 
詳細地図はこちら 

誘っていただいたAさんのレポはこちら  必見です!


《往路》
自宅出発 05:10。西名阪「長原」南阪奈「葛城」=御所・五条を経由して168号線を南へ.道の駅「奥熊野古道ほんぐう」07:50着。

《山歩き》
道の駅「奥熊野古道ほんぐう」駐車場08:10 〜 バス停萩・登山口08:20 〜 百前森山10:30 〜 12:00 ブナの平 12:30 〜 石地力山13:10 〜13:30果無峠13:50 〜 七色集落への分岐 14:50 〜 バス停八木尾・登山口15:30 〜 道の駅「奥熊野古道ほんぐう」駐車場15:55

《復路》
駐車場出発 16:10。西名阪「柏原」から「長原」まで高速利用。自宅着19:45。


去年の暮れから準備不足で”中途半端な”山歩きの私へ、Kさんから一通のメールタイトル=「果無へのお誘い」

この果無の読み方から分からず、最初は「カナシ」と読むのかと思ってしまう浅学で悲しい私。
メール本文をじっくりと読むと、”「奥熊野古道ほんぐう」にて待ち合わせ”とあるので、地図を検索して、奈良県と和歌山県の県境の山脈の名前で「はてなし」と読むことが分かりました。
「はてなし」と聞いて、昔の歌で「ここは地の果て、アルジェリア・・・」(曲名:カスバの女)を連想してしまいました。


前日までにナビで目的地設定をしてみると、目的地まで135キロ・所要時間4時間とでたのですが、道の駅「奥熊野古道ほんぐう」8時集合なら5時前に出れば出発すれば大丈夫?!

出発にモタモタしてしまったので、南阪奈を利用して「葛城」から一般道を走りました。なんとか、道の駅には約束の10分前に到着。
トイレの前に駐車して、周りを見わたせどAさんの車が見あたらなかったのでカレーパンで朝ご飯。


8時丁度に、Aさんから携帯。
Aさん:「今、運転中ですか?どこらあたりですか?」
私:「道の駅の駐車場にいます」
Aさん:「私も道の駅に30分前からいますが・・・」
私:「え!?(もう一度、道の駅の看板を確認して)”ほんぐう”に間違いないですよね?」
Aさん:「赤い服を着ておられるのがそうですか?」

Aさんは、熊野川の景色が良かったのでトイレとは離れた川近くの駐車場に停めておられました。

なるほど、熊野川の景色はきれいです。
今日は、雲一つなく快晴です!!

ココで靴を履き替えて出発です。

10分ほど国道を歩くと、バス停萩。
バス停から10メートルほど北に登山口の看板。
「昔から、名前のない神社の跡地が展望所になっています」との説明あり。

整備されたなだらかな道を登っていきます。
まるで、里山歩きのような感じです。


歩き出して途中で、車を止めた道の駅や熊野川を望むことができました。
2時間ほどしてから、KさんがGPSを確認して「 百前森山を通りすごしているようだ!」と言われました。

どうやら、登山道は頂上の左側を巻いているようです。そこで尾根に向かって少し登り、尾根に出てから南へ戻り百前森山の山頂に出ました。

  

クリック

残念ながら木立に遮られて百前森山からの展望はききませんでした。
ここからは、もう一度果無山脈の尾根に向けて歩きます。道は良く整備されていて歩きやすいのですが、すっかり汗ばんできました。

北側の登山道にある百前森山への道標

果無山脈に向かう尾根

 果無縦走路手前の道標

ブナの大木

果無縦走路のおしゃれな道標

 

左の写真:尾根から南東方向(これから下っていく尾根が見えます。) 右の写真:尾根から北西方向(奈良県側)   

尾根の展望の良い場所から、奈良県側のパノラマ

果無山脈の尾根北側はブナなどの広葉樹林ですが南側は杉の植林です。
奈良県と和歌山県の植林政策の差というよりは、南側の日当たりの良い斜面に杉の植林をしたのかもしれません。

と、勝手なことを考えていると石地力山到着。

本日の最高峰です。


 果無峠の道標

十津川方面の道標

世界遺産{熊野古道)の道標

 峠に木の種類を示す案内がありました。

八木尾方面に下っていく南尾根。

七色集落

狂い咲きのツツジ

八木尾バス停・登山口

夕方の熊野川


往復の時間と山歩きの時間もほぼ同じでしたが、絶好の日差しの中、初めて和歌山県の山歩きを十二分に楽しむことができました。
余人はいざしらず、168号線の奈良県南部のクネクネ道、私は大好きです。
ドライブも山歩きも楽しい1日でした。

Aさん、本当にありがとうございました。

おまけの写真1=はこちら
おまけの写真2=(古木に巻き付いた木)はこちら


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