下山のおり小太郎尾根で雷鳥の親子に出会いました。
親鳥が1羽と小鳥が4羽。小鳥は親から離れたところにいて親鳥は心配そうに鳴き声(呼ぶ声)をあげています。
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親鳥は首をスックとのばして小鳥を探しています。健気ですね!1(高解像画面は画像をクリック) |
小太郎尾根から二股へ向かう途中で、右膝がひどく痛くなりだしました。
今までも長い下り坂が続くと痛み感じることはあったのですが、今回はどうも様子がちがいます。
少し歩いては立ち止まって、二股から広河原へのなだらかな下り坂をゆっくりと降りて行きました。
目の前の鳳凰三山が壁のようにのしかかってきて、「とても、とても明日は歩けそうにないなあ!」と、明日の山歩きを諦めてアカンタレを決め込みました。
山荘では、鹿児島県都城市からの4人連れや滋賀県草津からの3人連れの男女(7名とも私より年長さんです)と、楽しく談笑する時間がありました。
私が、「膝が痛いので明日の鳳凰三山は中止にします」と話したところ、滋賀の3人連れは何年か前に夜叉神峠から鳳凰三山を歩かれたとか・・・
「あんた、そんな気の弱いこと言うてたらアカン!」「一晩ゆっくり寝たら疲れも痛みもマシになるで!」と、きっちり関西弁でハッパをかけられました。
「明日の朝、様子をみて考えよう!」と、私も気を持ち直して8時前には横になりました。
山荘の3階の10畳くらいの部屋に5名泊まりですから、ゆっくりと眠ることができました。
夕食も甲州ワインがついて山小屋の食事とは思えないくらい立派なものです。スープも少し薄味でお替わり自由です。
翌朝4時30分に起きて朝食を食べ、行動食にパンを買って、白鳳峠登山口を5時20分に歩き始めました。
急坂を30分ほど歩いてみましたが、左足を前に出して右足に体重が残ったときに、痛みが出るようになりました。
これでは、とても長い時間歩くのは無理です。結局はあっさりと撤退です。
わずか30分ほどの下りも大変な思いをして降りて行きます。
6時すぎに広河原のアルペンプラザに戻り、昨晩同室だった仙台からの男性と一緒に乗合いタクシーで夜叉神峠口まで戻りました。
彼は、火曜日から塩見岳・熊の平小屋・間ノ岳・北岳と歩いて来たそうです。
途中、塩見岳付近の下りザレ場で前屈みに転倒したそうで右腕に大きな包帯をしていました。熊の平小屋で治療してもらったそうです。
転倒しても止まらずで「コレで終わりか!?」と、一瞬思ったそうです。
時間もたっぷりあったので彼を甲府駅まで送って、中央道・東海環状・伊勢湾岸・東名阪・新名神経由で帰りました。
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去年仙丈ケ岳からの帰りに駒ヶ根I..C.の近くでソースカツ丼の明治亭を見かけました。
去年は立ち寄れなかったので、今年は山行きが中途半端だったのと、2週間前に姉夫婦たちと軽井沢に旅行したおりにもソースカツ丼を食べられなかったので、今回はキッチリと行きました。
11時半にお店に入ったのですがほぼ満席。
ソースカツ丼(1350円)は、野沢菜とお味噌汁付き。大当たりです!!
瓶入りソース(850円)をお土産に買って帰りました。
中央道下り・辰野P.A.で売っている
「ソースかつサンドイッチ=300円」も、おいしいですよ!!
コレは2週間前に食べました。
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今後は、下半身のトレーニングをメニューの中心にして鍛え直しです。
次回(9月頃)は広河原山荘に泊まってから歩き出すか・・・
コースを逆の場合は、夜叉神峠口から歩き出して南御室小屋か薬師岳小屋に泊まって広河原に降りるか・・・
車の移動が長いので、車運転の安全も考慮しなければなりません・・・
[後日談]
翌日靴を見てみると、ソールが薄くなった上に剥がれかけています。この5年間手入れもせずによく保ったもんです。
鶴見区のモンベル・アウトモールへ出かけて修理可能かその費用を聞いたところ、「約1万円」とのこと。
新しい登山靴を買いました。