土倉岳・御池岳・藤原岳周回
2007年3月29日(木) 曇り一時雨のち晴

〜 福寿草と節分草の感激のツーショット!! 〜

広域地図はこちら
詳細地図はこちら 

誘っていただいたAさんのレポはこちら  必見です!


《往路》
自宅出発 04:50。「東大阪北」から近畿道〜名神「八日市I.C.」から八風街道を東。政所を左折して県道多賀永源寺線を御池川に沿って北東へ。駐車場着06:30。

《山歩き》
駐車場06:53 〜 登山口07:04 〜 ノタノ峠07:30 〜 土倉岳08:47 〜 テーブルランド南9:17〜 ボタンブチ10:07 〜10:19 御池岳10:34 〜 カタクリ峠 11:17〜 冷川岳 11:49 〜 白舟峠11:53 〜 12:24 冷川谷の頭〜 13:00 天狗岩 13:10 〜 13:52 藤原岳14:03 〜 治田(はった)峠15:34 〜 茨川 16:23 〜 ノタノ峠16:58 〜 登山口17:12 〜 駐車場 17:24

《復路》
駐車場出発 17:40。八風街道を東へ「京の水」にて水汲み。往路を逆順にて自宅着20:10。


3月上旬からAさんに誘っていただいていた「福寿草と節分草鑑賞山歩き」が実現になりました。
福寿草の本物を見ないまま絵に描いたことはありますが、節分草がどんな花かも想像もつかぬまに・・・。

待ち合わせの7時に遅れぬように早めに出発して、無理にスピードを出すぬまに6時半に待ち合わせの場所に着きました。
Aさんが先着しておられたので、場所に迷うこともありませんでした。

準備をして出発です。今日はスパッツも着けて準備万端です。
林道を10分ほど歩くとノタノ坂への登山口があり、朽ち落ちた作業小屋をへて整備された登山道を中部電力の施設道標を眺めながら歩いていくとノタノ坂到着です。
なだらかな尾根を鉄塔や西側の天狗堂、これから登っていく御池岳や、東の藤原岳を眺めながら歩いていきます。御池岳の山頂はガスがかかっていますし、風も強くなってきました。


なだらか尾根の登山道

御池岳方向(まだ遙か彼方)

藤原岳の西斜面

天狗堂

土倉岳手前の尾根

土倉岳(1049M)山頂

御池岳手前のテーブルランドへの急な坂

藤原岳付近は日が当たっています。

テーブルランドから三重県側。こちらは晴れています。

P1241から眺めたボタンブチ。

御池岳南のテーブルランドは、笹に覆われた草原です。夏場は笹がしげって歩きにくいかもしれません。
東の三重県側は晴れていますが、ボタンブチから西はガスがかかって視界がありません。細かな雨も降り出しました。

展望のない狭い御池岳山頂で休憩後、雪に覆われた東斜面の登山道を降りていきます。腰まで入り込むズボ足になることもありましたが、「スパッツを着けてきて良かった!」と、実感しました。ここで今日初めて、4名の登山者とすれ違いました。

御池岳山頂(鈴鹿山脈最高峰1247M)

山頂からカタクリ峠への登山道

 雪が深くなってきました。

木の根っこ付近は雪が溶けています。

鈴北岳分岐。雪も少なくなります。

カタクリ峠

冷川岳(1050M)

白舟峠

「坂本谷は通行止め」の看板

県境の尾根を歩き出してからは、日差しもさしこみ風もなく暑くなってきました。
尾根の鉄塔が建っている場所まで来ました。旺文社の地図では「頭陀ヶ平」となっていますが、朽ち落ちた道標には「冷川谷の頭」となっています。
ココから撮した、北西方向の御池岳とテーブルランドです。今は御池岳周辺も晴れているようです!!

空も青みをましてきました。藤原町方向です。

歩き出してしばらくして、初めて出会った福寿草です。
福寿草と節分草のページはこちら

天狗岩から望む藤原岳

藤原山荘が見え始めました。

藤原岳への道はぬかるんで歩きににくかったですが、頂上の展望はすばらしいです。
手前の尾根を下って治田(はった)峠に向かいます。道標では所要時間80分となっています。

藤原岳からの尾根は、石灰岩がゴロゴロして、急な斜面の木をつかみながら降りていきます。
福寿草や節分草が咲き乱れていて、踏みつぶさないように足許に気を付けながら・・・。
藤原町の南方向、採掘現場が見えます。数年前に、採掘現場まで車で見学に連れていってもらったことを思い出しました。

急な下りを過ぎるとブナ林を抜けて権太尾根出合に出ます。権太尾根方面に入り込みましたが、すぐに登山道へ戻ることができました。
地図では「道標あり」となっていたのですが、見落としたのかもしれません。尾根の道標の拡大判はこちら
途中、馬酔木(アセビ)の花が咲いていました。

中央左の最高部が藤原岳。手前の尾根右部分が権太尾根。

治田峠を15分ほど降り、右側の斜面が大きき崩れた場所を過ぎると林道に出ました。

林道をしばらく歩くと、茶屋川との合流・茨川に出ました。
白い石灰岩が川床に広がり、神社の跡地を思わせる石垣の平地がありました。落ち着いた雰囲気の場所です。
今日用意してきた水やお茶の1.5Lを飲み干していたので、水の補給とノタノ坂への最後の登りがありますので、小休憩。
ノタノ坂への上り口に、古いお地蔵さんがありました。


ノタノ坂へは鉄塔を目印に歩き、登山口近くの小屋や橋を越えて、林道を駐車位置まで戻ります。
Aさんとはココで別れて、私は八風街道を東へ名水「京の水」(鈴鹿なのに?)を汲んで帰りました。

最初は、曇りで一時は時雨模様でしたが、後半は温かい日差しの中で過ごすことができました。
雪があり、快適な尾根歩きや激下りもありましたが、なんといっても福寿草と節分草に出会えて楽しい一日でした。
今回もAさんのおかげです。ありがとうございました。


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