昨年の8月に、大日小屋へ行って以来久しくなります。
9月の大雨で、奈良県の十津川村周辺をはじめアチラコチラも通行止めになったり、孫の相手などの私用も重なりました。元々、雪のある間はお休みの期間だったのですが、それにしても長いお休み期間でした。
今年の夏に出展する日本画も描き終わったので、また山歩きがしたくなりました。
ルネさんが昨年の5月25日に鈴鹿の竜ヶ岳へ行かれたレポを思い出しました。
山頂付近のシロヤシオは、まるで羊たちが戯れているように見えるとか・・・!!「竜ヶ岳の羊」とは、干支つながりです。
翌日は兵庫芸術文化センターのコンサートがあるのと、長い間歩いていないので無理のないようにゆとりを持って計画をたてました。「三池岳まで歩ければすごいな!!」と、思って一応地図は用意しておきました。(こういうのをスケベ心と言うのよね!)
名神は集中工事の期間なので、八日市まではペースカーがゆっくりとした速度で先導してくれて、おかげで安全運転です。
永源寺湖を過ぎた付近からは、5年前とはすっかり様子が変わり、道もきれいに整備されて新しい石榑トンネルを抜けると、宇賀渓までは自宅から2時間ほどで到着です。
駐車場には、三重県ナンバーの車が数台止まっていました。ちょうど、若い男性二人が出発していくところです。
私も身支度を済ませて、駐車料金500円を支払い入山届けを提出しました。
若い管理人君は、昨日強風のなか竜ヶ岳へ登ったそうです。「シロヤシオはさっぱりです。二週間ほど遅れているのかもしれません。ただ、つぼみも見当たらなかったので今年は不作の年なのかもしれません・・・」との言。
歩き出してすぐ、橋を渡ったところに尾根への踏み跡があったのですが、これが遠足尾根への取付きとは気がつかず、ホタカ谷入口近くまで林道を進み、案内標識のある所から遠足尾根に上がっていきました。急だけれどよく整備された登山道を1時間ほど歩くと明るい尾根に出ます。
植林地を過ぎて、岩のむき出した尾根あたりから自然な低木の雑木林の尾根に変わっていきます。