三方崩山・奥三方岳=その1
6月12日(木)晴れ


P1885から眺める三方崩山(さんぽうくずれやま) ●11::03


●周辺地図  (+印が三方崩山)
●詳細地図
●ご一緒したAさんのレポ


<往路>
自宅出発 03:20 = 名神「吹田I.C.」・東海北陸自動車道「白川郷I.C.」 = 国道158号線「道の駅白川郷」を右折 = 林道駐車位置 07:20
<山歩き>
駐車位置07:30 〜 07:37登山口 〜 08:46 P1244 〜 09:15 P1373 〜 09:55 P1624 〜 11:07 P1885 〜 11:22 P1958 〜 12:07三方崩山12:30 〜 12:48 鞍部 〜 14:03 奥三方岳手前引返し地点 〜 14:38 鞍部 〜 15:27三方崩山 〜 17:20 P1244 〜17:52登山口 〜 18:00駐車位置
<復路>
林道駐車位置 18:10 = 国道158号線 = 東海北陸自動車道「荘川I.C.」・名神「吹田I.C.」=自宅着21:45


私は、機種選定にAさんに相談にのってもらったりして5月にガーミンのGPS[eTrex Vista HCx(英語版)]を買いました。
GPSの使い方になれるために家の周りをウロウロして過ごしていましたが、Aさんから「天候の良い時に岐阜の2000メートル峰に行きませんか?」とお誘いのメール。
山名が決定になったメールを見ると「三方崩山(さんぽうくずれやま)」という恐ろしい名前!!
早速グーグルで検索すると、今年の5月9日に奥三方岳まで縦走された方の記録[「山頂渉猟」を追って]がありました。

あらまあ!! この方のGPSの使い方はこの春頃から何回か拝見していました。
山行記録にじっくり目を通してみると、「なんとまあすごい人です!!」としか言いようのない方です。
山歩き版「私の前に道はない。私の後に道がある」を実践してるような方です。

前日にAさんから「明日は天候が良さそうですからどうですか?」との電話をもらいました。私も「天気が良さそうなのでGPS使い初めに白髭岳にいこうか?」と思っていたので、すぐに快諾の返事をしました。


目覚ましが鳴る前3時に起き、近所のスーパーで買い物をして、待ち合わせ5分前に名神のバス停でAさんをピックアップ。

さわやかな朝焼けとともに、高速道路を走ります。
10年ほど前に仕事で白川郷へ行ったときは高速道が白鳥までしか開通してなくて、白鳥から白川郷までのクネクネ道に時間がかかりました。たしか大阪から5時間強かかったように記憶しています。
東海北陸自動車道は荘川I.C.から白川郷I.C.の間は国道158線から大きく東へカーブを描いて迂回しているようです。目的地の平瀬温泉は白川郷I.Cから南へ20キロほど戻る格好になるので帰途は荘川I.Cから東海北陸自動車道に入った方が良さそうです。

「道の駅白川郷」を右折して石がごろごろした林道に入って行きました。10分ほど走って舗装路が見えるところまでは来ましたが、手前10メートルは道がえぐれてしまってスリップの繰り返し。
仕方ないのでそのままバックして林道の少し広い場所に車を停めました。私の車は4駆ですが、車高を下げたのであんまりオフロード向きではありません。
一般的には、駐車は「道の駅白川郷」がおすすめです。

駐車位置●07:30
えぐれた林道●07:30
登山口には「これより登山道崩壊のため通行禁止」との案内がありましたが、その案内の左上に「5月9日行けました」とのマジック書き。[「山頂渉猟」を追って]さんか、同じ日に登られた方の添え書きでしょう。

登山口にはいると朝露を含んだ草が足下に絡み付いてすぐにスパッツ装着。片方は靴底にまわすゴム紐が切れてしまっていて、「新しいのがいるな!」
ブナ林の急登です。
登山口●07:37
緑の美しい登山道、だけど急登●07:51
●08:37
尾根に近づいてきた?●09:36

ここまで、虫(はえ?)との闘いです。すこし足を止めると体中にまとわりついてきてほんまに五月蝿いことです。
P1624までくると突然に三方岳の南斜面がお出迎え。ココから先はまずは写真右側のガレ場のすぐ上を通って行きます。
●09:58 高解像画像はこちら

●10:00 少しアップで・・・

●10:17 南側のパノラマ。御母衣(みほろ)湖や遠くに木曽御岳が望めました。高解像画像はこちら
●11:10 P1880付近から登ってきた尾根道と平瀬温泉

尾根道に出てからは、三方崩山は見えているのになかなか近づいてきません。けれど、見晴らしもよく日差しは強いですがときどき沢から涼しい(寒い?)風が吹き上がってきて快適です。
朝は寒く感じたので念のためにウインドブレーカー代わりに雨具の上をリュックに入れてきましたが、使うこともなさそうです。

●11:33 GPSの表示ではこの尾根を登ると2000メートルになるそうです。

●11:42 山頂までは平行移動を残すのみ。
尾根の北側と南側が崩れていますから今のところ「二方崩山」です。

肉眼では北アルプス黒部五郎の神岡新道尾根まで見えました。日本アルプス総図を持ってくれば、もっと楽しめたのに・・・
●11:42 東・南・西方向のパノラマ 写真クリックで高解像写真にジャンプします。


●11:43 こんなところを歩いてきました。

4時間半で山頂到着です。パノラマ風景を眺めながらの至福の食事タイム。30分休憩後、2時を折返し時刻として奥三方岳を目指して薮と灌木のなかへ突入です。

●12:10 三方崩山から眺めた奥三方岳。奥三方岳のほうが100メートル近く標高は高いようです。


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