雨乞岳・綿向山縦走(鈴鹿)〜その1
2008年4月4日(木) 快晴


清水頭付近から眺めた、雨乞岳の山塊 ●11:39


●同行のAさんのレ ポート
周 辺地図
詳 細地図


<往路>
自宅出発4時50分。近畿道「東大阪北」を経て名神・第2名神をへて「甲賀土山I.C.」経由、バス停「西明寺口」近くの「御幸橋登山口駐車場」到着 6時50分.
国道477号「鈴鹿スカイライン通行止めゲート」へ移動、到着7時30分

<山歩き>
「鈴鹿スカイライン通行止めゲート」07:35〜 水木谷登山口07:51 〜 10:15 南雨乞岳山頂 10:30 〜 雨乞岳山頂(1238M)10:53 〜 南雨乞岳山頂 11:15 〜 11:41 清水頭(1095M) 11:55 〜 P1014 12:08 〜 12:50 大峠13:05 〜 イハイガ岳(964M)13:44 〜 竜王山への分岐14:32 〜 14:45 綿向山山頂(1110M) 14:55 〜 7合目「行者コバ」15:20 〜 5合目小屋15:30 〜 ヒミズ谷出合小屋16:05 〜 「御幸橋登山口駐車場」16:26

<復路>
「鈴鹿スカイライン通行止めゲート」へ移動後、国道477号・青土ダム湖沿いの県道をへて国道1号線・第2名神「甲賀土山I.C.」経由。自宅着19時 05分。


3月の上旬にネットで滋賀県の道路情報を確認したところ通行止めの情報は見当たりませんでした。
Aさんに綿向山から雨乞岳への縦走のお誘いをして、4月の上旬に行くことになりました。

昨年の12月に三峰山から高見山へ歩いて以来の山歩きです。ようやく雪も溶け出して今年始めての 楽しい平穏な山歩きになるはずでし た・・・。


「7時に御幸橋登山口駐車場待ち合わせ」の約束でしたので、5時に自宅を出発。
第2名神を始めて走るのも楽しみです。「制限速度140キロ対応」のフレコミもそそるものがあります。
第2名神に入ると道幅は広く、トンネルは3車線分の広さがあり圧迫感もありません。高架部分が少なくヨーロッパの高速道路を走っているような気分です。今 年正月に家内と行ったプラハ・ウィーン・ブタペストへのツアー旅行でバスの車窓から眺めた道路の雰囲気を思い出しました。
「畳と高速道路は新しいほど良い!」というのが実感です。
「制限速度140キロ対応」プラスアルファのフレコミsも嘘ではありません.。

「甲賀土山I.C.」で降りて目的地を「西明寺」にセットしたカーナビの示すまま細い1車線の山道を抜けて、西明禅寺の前には6時30分に着きました。

「あれ?! 登山口はどこ?」
西明寺から右折して林道を上がっていくと竜王山登山口に出て、ようやく間違いに気づきAさんに携帯をかけました。ずいぶん通り過ごしてしまったようです。 Aさんにバス道まで出迎えてもらってなんとか御幸橋登山口駐車場に着きました。

Aさんの車で477号線を武平峠へ向かうと、「4月30日までダム工事のため通行止め」の案内標識がチラホラ。
途中で片側通行の箇所を無事通り過ぎて「結局なんてことなかった」と思って鈴鹿スカイラインに入ったとたん通行止めのゲート。
ガーーーン!!

しかし用意周到なAさんは東雨乞岳の南尾根から上るルートも事前に調べておられたので、ゲート手前の大きな駐車場に車を止めて、国道を700メートルほど 歩き稲ヶ谷登山口から登山開始です。




通行止めゲート ●7:38
稲ヶ谷登山口 ●7:51
イワカガミ ●8:12

雪解け水で勢いのある沢を足場を探しながら登りつめ、今度は頼りなさそうなロープの用意された急な坂を登っていきます。朝一番からテープを探しながらの難 行苦行の連続です。
途中で、東雨乞岳の尾根との分岐がありましたが、南雨乞岳からの尾根を登りつめます。



荒れてはいますが明るい沢 ●7:58 苔の浮いたロープ ●8:20


東雨乞岳方向 ●8:35 古木 ●8:45

ようやく青空が視界の多くを占めるようになってきました


明るいブナ木立の中を歩くA さ ん ●9:20 東雨乞岳 ●10:01

●10:15
歩き始めて2時間近く。足下も笹原に変わってきたので、南雨乞岳の頂上が近くなってきました。
南雨乞岳・雨乞岳・東雨乞岳のむこうには、御在所山や鎌ケ岳がはっきり見えるようになりました。

南雨乞岳の山頂で小休止。
朝のドタバタで何も食べていなかったので、ペコペコです。
おにぎり1ケ・チーズサンドそれにスターバックスのエスプレッソというほんとに絶妙な組み合わせで生き返りました。

休憩後、私はザックをおいて雨乞岳へ向かいます。
進むほど雨乞岳名物の笹は肩の高さほどあり足下は見えず、笹の根元を斜めに踏んでしまうとズルッと滑って歩きにくいこと。

南雨乞岳山頂 ●10:15 雨乞岳に向かうAさん ●10:41
この後歩く清 水頭・大峠・イハイガ岳・綿向山方向 ●10:42

それにしても、この天気の良さに大感謝です。
東は、伊勢湾から知多半島まで見渡せます。

雨乞岳山頂まで来ると、鈴鹿山脈の北側の視界がひらけて、鈴鹿山脈の懐の深さを堪能できます。

滋賀県の瑚東平野と山間部は広いですね。

雪の残った雨乞岳山頂北斜面 ●10:59

去年の同じ時期に歩 いた銚子ケ岳やイブネ・クラシ。遠くに藤原岳を望めます。●10:55