八経ケ岳(双門滝・迷い岳・弥山・レンゲ道・カナビキ尾根)
2013年8月10日・水(快晴)



オオヤマレンゲ(八経ケ岳)
"遭難届け提出一歩手前!! "の恥ずかしい山歩きの記録」


詳細図

<往路>
自宅04:50 =(西名阪・県道30号・国道168号・県道49号・国道309号)= 07:20熊渡(くまど)

<山歩き>
熊渡07:28 ~ 07:53白川八丁の分岐 ~ 08:14ガマの滝 ~ 09:36一の滝テラス09:50 ~ 11:31双門滝テラス11:35 ~ 12:15弥山川への分岐 ~ 13:11迷い岳 ~ 16:02弥山16:10 ~ 16:58八経ケ岳(1,914M) ~ 17:41明星ケ岳分岐 ~ 18:18狼平への分岐 ~ 19:05カナビキ尾根分岐 ~ 20:35 林道始点 ~ 21:10熊渡

<復路>
熊渡21:15 =(国道309号・下市口を経て・県道30号・西名阪)=23:40自宅


梅雨も明けたようなので三の峰・別山へ行くつもりをしていましたが、福井県の登山口まで4時間ほどかかるので、今回は八経ケ岳のオオヤマレンゲ詣でに変更しました。天川村の熊渡(くまど)を起点にして弥山川・双門滝・迷い岳・弥山・カナビキ尾根と周回するつもりです。弥山川から八経ケ岳へは6年前の5月に歩いたことがあるので 、安易に考えておりました。

先月、ヤマシャクヤクが見たくて行者還りトンネル上から弥山まで歩いたおりに、平坦な奥掛道で大きく転けて、すぐ近くの岩に危うく頭を強打しそうになりました。「もしかしたら、今の転倒で見たこの岩が人生の見納めだったのかも?」と、そんなキワドイ思いもしました。
その対策として、無くしたり壊れたりして使っていなかったストックを新調し、体力減衰への一助になればと考えておりました。
筋肉疲労が残らないように「アミノバイタル3600」 が良さそうなので、持参することにしました。
今までは、水分を補給するたびにリュックをおろすのが面倒だったので、腰のベルトに携帯できるスポーツ用のパックを買いました。

西名阪「香芝」で下りて県道30号線を南下して、気がつけば五條市まで来てしまいました。仕方ないので168号線をしばらく南下し県道49号を東に走りなんとか天川村の国道309号に出ることができました。

熊渡には2台車が駐車してあり、カナビキ尾根に行くという男性は車からマウンテンバイクを出して先行して行きました。
白川八丁におりしばらく歩くと「双門滝登山口」の標識があって朽ち落ちたハシゴをよけながらの登山開始。途中沢に根を張った大きな木があります。2年前の大雨でも流されずに大丈夫だったようです。

*小さな画像はクリックしていただければ大きな画像にジャンプします。


熊渡●07:26

白川八丁・カナビキ尾根への分岐●07:53

ガマの滝・双門滝登山口●08:14

沢●08:59

沢に根を張ったたくましい木●09:04

一の滝●09:36

一の滝の橋を渡るといよいよハシゴの続く激上り。やせた尾根を超えて、比較的新しいハシゴが確か24番まで番号がふってありました。
途中長いハシゴを登り終えたところで展望が広がったので何度目かの小休止。ようやく双門滝テラスに到着。


やせた尾根●10:19

長〜〜いハシゴ●10:38

白川八丁は遥か下●10:57

双門滝●11:31

ココから40分ほどで、弥山川と迷い岳の分岐に出ます。弥山川を歩くのは暑いし”迷わず”に迷い岳の尾根を目指して登って行きました。迷い岳の山頂に着いてからGPSへ登山道からウエイ・ポイント に変換してなかったことに気づきました。後の祭りです。

迷い岳からは少し右側を歩いて一度は尾根に戻ったのですが、またもや右側に巻いてしまい、途中がれ場を迂回したりして4時に弥山小屋へ到着。

帰りが遅くなるので電話をかけたかったのですが公衆電話もなかったので、小屋では水を2L補充しました。


迷い岳の尾根●12:50

迷い岳山頂●13:11

尾根からの北側のパノラマ●13:48

八経ケ岳のオオヤマレンゲは、今が見頃。咲き誇った花も蕾も数多く会ったのでまだ後しばらくは楽しめそうです。
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6年前に来たときは、八経ケ岳から熊渡まで3時間で帰れたのですが、今回は筋力も落ちてるし7時過ぎれば暗くなるだろうし「車に戻るのは、9時になるだろうなあ!?」と、ぞっとしました。


狼平への分岐●18:18

川合への尾根道●18:28

下山途中、虫に悩まされ、右目の上や耳をブヨにさされて這々の体で9時に車まで戻りました。
天川村の駐在所付近まで戻ると携帯圏内だったので、家に電話しました。

「遭難したと思って、10時になったら警察へ届けをだそうと思っていた!!」と、家内はカンカンです。
親戚に相談しても仕方がないので、相談相手として適当な人は沈着冷静な画の先生しか思いつかなかったので、先生に相談の電話中だったようです。

皆さん本当にごめんなさい!!


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