黒部五郎岳(北アルプス)
2007年9月21日(金)・怪晴




●8時40分 中俣乗鞍(2570M)付近から眺めた黒部五郎岳(2839M) 高解像画像はこちら


詳細地図はこちら


<往路>
自宅出発02時50分。近畿道「東大阪北」・名神「吹田」を経て北陸道「富山I.C.」。有峰林道経由「折立ヒュッテ」到着7時40分。

<山歩き・1日目>
駐車場所(1350M)07:55 〜 トーテムポール 09:35 〜 11:40太郎平小屋(2365M)12:40 〜 薬師岳山荘15:06 〜 15:15薬師岳山頂(2926M)15:25 〜 薬師岳山荘16:00 〜 17:15太郎平小屋

<山歩き・2日目>
太郎平小屋06:00 〜 太郎山06:20 〜 北の俣岳(2661M) 07:35 〜 赤木岳(2622M) 08:08 〜 黒部五郎の肩10:12 〜 10:25黒部五郎岳山頂10:40(2839M) 〜 神岡新道出合13:40 〜 14:45太郎平小屋(2365M)15:05 〜 トーテムポール 16:20 〜 駐車場所(1350M)18:05

<復路>
「折立ヒュッテ」出発18:30.有峰林道経由、北陸道「立山I.C.」を経て、自宅着23時50分。



●05:05 一番星(明けの明星)

5時前に目が覚めて、フリースを着込んで表に出ました。今日も良い天気のようです。

小屋から黒部五郎まで約5時間との表示があり、若いスタッフに聞くと「早ければ4時間です」とのこと。
3時には小屋に戻り、折立には6時に下りたいので、10時半には引き返すつもりです。

5時半からの朝食をゆっくり食べて、2Lのボトルと500CCのボトルに水を入れて6時に小屋を出発です。
歩き始めて10分ほどしてお昼のお弁当を貰い忘れたことに気付きあわてて戻りました。

●05:58 早朝の黒部五郎岳と赤木岳

●06:17 太郎山から眺めた白山

●07:08 北の俣岳手前から槍ヶ岳・黒部五郎の高解像パノラマはこちら

●07:35 北の俣岳山頂(2661M)

山頂では小屋で一緒だった二人連れが朝食の準備をしていました。
彼らは、今日は三俣山荘まで向かい、明日は雲の平方面を歩くそうです。

私もあと二日あれば歩けるのに・・・。
しかし、明日からは天気も崩れそうな予報だったし、今回は諦めます。

山頂からは神岡新道の稜線がきれいに見えていました。


●07:54 ココはどこ?

●08:08 赤木岳山頂付近(2622M)
山頂は巻いて行きます。

天気が良いのは嬉しいですが、今日も日差しが強くペットボトルのお水も心配になってきました。

距離はたっぷりありますが、左を見ると雲の平など大きな盆地の草原の景色。
右を見ると広く大きな山麓。
さすがに北アルプスも深淵部を歩いているんだ、と実感できます。

Aさんは「天上の楽園を歩く」と言っておられましたが、そのとおりです!


●09:06 黒部五郎岳手前の2578Mのピーク

黒部五郎岳へは、急登が待っています。ガレ場を息を整えながら登っていきます。
黒部五郎の肩にリュックを置いて山頂に向かいます。

●10:12 あこがれの黒部五郎のカールはこちら 黒部五郎小舎も見えました。
●10:27 山頂から南東方向のパノラマはこちら
●10:40 山頂から北西方向のパノラマはこちら

山頂では太郎平小屋からの3人が先着でした。男性は月曜日から北アルプスにいるとのこと。それぞれ単独の様子でした。
小動物の「おこじょ」が山頂の標識のあたりを走り回っていて、中年の女性は大声を上げていました。

黒部五郎岳を下山した所で、お昼休憩にしました。
小屋のお弁当は竹皮に包まれた中華ちまきが3個、チーズ風味の蒲鉾スティックと、ありがたいことにお茶のパックの3点セット。
荷物にもならず、お腹いっぱいになりました。


●12:45 ガレ場の登山道から眺めた薬師岳・太郎平

この場所を過ぎて、すれ違った青年二人は、沢歩きの装備です。
思わず「どこから来はったん?」と、大阪弁で尋ねてしまいました。

ご丁寧に「薬師沢から来ました」と返事が返ってきました。

しばらくしてから、ピークから「やったー!」と雄叫びが聞こえてきました。

●13:37 神岡新道の出合

朝は見落としていました。
うっすらとガスがかかっています。

14:45に、9時間近くかかって太郎平小屋に帰ってきました。
水は1時間前に飲み終わっていたので、小屋の水を飲み、家内の土産用に2Lのボトルを満タンにしました。

今年の小屋の営業は10月25日までだそうです。コーヒーを注文し、預けていた荷物を受け取り、少し休憩して折立への下山です。


小屋の近くの花

●15:05 下山開始

●16:21 夕闇のトーテムポール 

●16:49 くたびれたドラエモン

●17:09 アラレちゃん

樹木帯の急な坂を、ゆっくりと下りていきます。ふくらはぎや脛はパンパンです。
いつでも使えるようにヘッド電灯を用意していましたが、使わないうちに駐車場まで、やっと戻ることができました。
しかし、着替えをしている間に真っ暗闇になりました。

やはり、今回もあまり人に勧められる内容ではありません。

帰路は、カーナビの「立山I.C.」経由の案内にしたがって北陸道に入り、途中のS.A.で食事休憩して12時前に家に着きました。


快晴の気候の中、雄大な北アルプスの自然を、満喫できて大満足の二日間です。
来年は、7月下旬か9月下旬に4日間で臨んでみます。日程にもっと余裕がとれれば、バスで富山まで行って縦走も可能なんだけどなあ!!

いずれにしても、事前にもっと丁寧で緻密な計画を立てられように私の性格を練り直します。


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