釈迦ケ岳・孔雀ノ覗
5月14日(木)晴れ


快晴の古田の森周辺 ●08:33


●周辺地図  (+印が釈迦ケ岳)
●詳細地図


<往路>
自宅付近出発 04:50 = 西名阪「柏原」・国道168号線 = 07:30 旭・峠の登山口
<山歩き>
旭・峠の登山口 07:45 〜 10:05 釈迦ケ岳山頂 10:15 〜 11:30 孔雀ノ覗 11:50 〜 13:05 釈迦ケ岳山頂 13:18 〜 15:15旭・峠の登山口
<復路>
旭・峠の登山口15:30 = 往路を逆順にて = 自宅付近着18:30


スポーツジムで私が山歩きを再開するきっかけを作ってくださったHさん、おなじくジムで知り合ったIさんと私の3人は、7月の第2週に白山へ行く予定です。

HさんとIさんは、ちょうど私より10歳ほど年上です。お二人から「足慣らしをかねてどこかへ行こうか?」と相談を受けていました。お二人とも、5年ほど前に釈迦ケ岳へ行かれたとか。釈迦ケ岳から孔雀へは2時間ほどで往復できそうなので、このコースを提案しました。

先週の木曜日に行く予定だったのですが、雨のため1週間順延しました。


5時に、ジムと私の家の中間にある24時間営業のスーパーで待ち合わせ。ココなら買物もできるしお二人の自転車も置いておけるし好都合です。

二日ほど前の天気予報では「曇り時々晴れ」とのことでしたが、今朝は雲一つない快晴です。
お二人とも5時前には来られて出発。
出発時刻が早朝だったせいでしょうか、登山口まで3時間かかると思っていましたが、2時間半ほどで旭登山口に到着しました。
こんな早い時間にかかわらず駐車場には1台停まっていました。


歩き出して1時間ほど、古田の森付近で青年が降りてきました。丁寧に帽子をとって年寄り3人に挨拶してくれました。
この時間ならこれからまた違う山に向かうのかもしれません。

●09:14 本日1枚だけの花の写真。
千丈平の水場付近で鹿を4頭見かけました。水が目当てなのかもしれません。この上の奥駆道付近でも2頭見かけました。

2時間で頂上です。
今日は山頂から360度のパノラマが楽しめます。北に孔雀岳・仏生ケ岳・八経ケ岳・弥山へと続く大峰の山と、楊枝の森から西へ延びる七面山がくっきりと眺められます。高解像画像はこちら

3年前に同じルートを歩きましたが、あのときこんなにくっきりと晴れていたら、距離の長さにビビってしまってココで中止にしていたかもしれません。


山頂から北へ急斜面を下って行きます。20分ほど下ると釈迦谷を望むポイントに着きます。

北からの重装備の単独男性とすれ違いました。お聞きするとこの月曜日に吉野から週末には新宮までの奥駆けの途上とか。
東京在住で、59歳。今朝は6時半に弥山小屋を出発してお昼前に釈迦ケ岳の手前ですから健脚です。
今日は持経ノ宿泊まりの予定とお聞きしました。「無理であれば前鬼に一度降りようかと、思っています」と、言っておられました。

「奥駆け道から前鬼の小仲坊まで2時間近くかかりますよ。弥山小屋からココまで5時間かからずに来ておられるから、あなたのペースなら大丈夫ですよ!」と、私。

3人とも彼と握手して別れました。「あやかりたい!あやかりたい!!」

そういえば、3年前に奥駆けをした時は「いつかは釈迦ケ岳から南も歩いてみたい・・・」と私も意気込んでいたのに、「ヒルが多そう!?」とか「泊まるとこが?」とか、すっかり弱気になっていました。こんなことではイカン!!!

●11:01 孔雀覗付近の尾根から眺めた釈迦ケ岳

釈迦ケ岳から1時間、孔雀ノ覗で3回目の小休止。遠くに大台ケ原。

休憩して出発しようとしていると、北から外国人の若いカップルが通り過ぎて行きました。
私たちもすぐに出発しましたが、若さですね! すぐに見えなくなってしまいました。

「えんの鼻」の像。いいお顔です。 ●12:12
「えんの鼻」を降りて行くHさんとIさん。●12:12

尾根から北側の奇岩 ●12:53


お二人には、釈迦からの北斜面の下りが緊張をあたえてしまっていたようです。釈迦ケ岳 の山頂からは、なだらかな尾根をゆっくりと降りて行きます。
今回6時間の行動時間ですが、これで足慣らしは無事に終了です。

[ホーム]