私は、高校3年生のおりに剣岳に登りました。
夜行列車の床でぐっすり寝たこと。立山も剣も雨でしたが、剣岳には登りました。けれど、雲の中で全然景色が見えず少しも怖い思いはしませんでした。
それと、クロユリを見ましたが、「名前から想像するよりはキタナイ花!」としか覚えていません。
山小屋のお昼ご飯のおにぎりの美味しかったことだけは、鮮明に覚えています。それ以外の記憶はおぼろです???
コレは、46年前のお話。
4年前に、薬師岳と黒部五郎岳に行きました。
その折、太郎平小屋で砺波市の酒蔵「成政」の杜氏さんと夕食をご一緒しました。大阪へ帰ってから知り合いの名門酒会(中津の大西酒店)のマスターにも取り寄せを依頼したのですが、叶わずにいました。
そこで成政酒造に富山市内での販売店を問い合わせ、2店ほど教えてもらいました。
最近ネットを見ていると、大日小屋は「ランプとギターの宿」ということで有名なんだそうです。
富山のギター工房のオーナーが、大日小屋のオーナーを兼ねておられて、職人さんが小屋のスタッフで、スタッフによるギター演奏もあるとか・・・。
「山小屋でギターを弾いてみたいなあ!!」と、何年か前から夢見ていました。
私、高校時代に山歩き(ワンダーフォーゲル)とは別にギターもはじめていたのです。
ギターはそれから途切れることなく、そして決して上手になることもなく続けてはいたのです。
小屋に「ギターを弾かせてもらっても良いですか?」と、問い合わせのメールをいれましたら、「どうぞ!」とのこと。
昨年、敬愛するAさんが大日岳から室堂へ歩いておられましたので、私も今年の夏には行きたいと思っていました。
そんなやこんなで、今回は「大日小屋でギターを弾いて、お土産に富山市で”成政”を買って帰る楽しい山行き!!」と、私はアサハカにも思い込んでいたのでした。
一日目は、標高差1500メートルの山歩き。
去年一時通行止めだった箇所も、今年は改修工事が始まって通行可能とのこと。手前の大日平小屋は、今年も営業を見合わせるとのこと。
大阪を出発した時は晴れでしたが、石川県・富山県に入るにつれ曇り模様です。駐車場周辺は標高900メートルちかくあるはずなんですが、今朝は暑そう・・・