江股ノ頭〜池木屋山(江間小屋谷から宮ノ谷へ)
4月8日(水)晴



●9:25 ナンノキ平の巨木


周辺地図  (+印が江股ノ頭)
詳細地図 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
同行のAさんのレポ


<往路>
自宅出発 04:40 = 西名阪「針インター」・国道166号線 = 06:45 宮ノ谷林道終点 06:58 = 07:10 江間小屋谷林道終点
<山歩き>
江馬小屋谷林道終点7:10 〜 09:22ナンノキ平09:28 〜 09:40 P1226 09:45 〜 展望岩09:55 〜 10:12(1269.6m)江股ノ頭10:27 〜 江股ノ頭尾10:41 〜 水越(鞍部)11:12 〜 11:45稜線出合12:00 〜 P1332 12:42 〜 ガレ場13:03 〜 13:50(1395.9m)池木屋山14:04 〜 奥の出合15:05 〜 高滝16:05 〜 風折谷出合16:20 〜 16:55宮ノ谷林道終点
<復路>
宮ノ谷林道終点17:02=17:15江馬小屋谷林道終点 = 往路を逆順にて = 自宅着19:45


山が雪におおわれている間は、山歩きは休憩です。
「雪はダメ!ヒルは大嫌い!!ついでに下りは苦手!」と、私ってわがまま勝手なハイカーです。

Aさんから「江股ノ頭から池小屋山へ台高の秘境を歩いてみませんか?」とお誘いのメールをいただき、即「お願いします!」の返信メールを打ちました。
去年の暮れの迷岳、一昨年の池木屋山三峰山から高見山を、つなげると切れ切れですがブーメランのような台高山脈つながりです。


近所の24時間営業のスーパーで買い物をすまして、近畿道「長原東」に入るとAさんの車らしき車が追い抜いて行きました。
松原の料金所を過ぎたところで、私が追い越した時に横を覗き込んでみたのですが、まだ暗闇のこと確認できませんでした。ナンバーまで覚えてなかったし、あんまりしつこく並走して万一間違いだったら失礼です。そのまま先に行きました。天理を過ぎてAさんが追い越して行った時に、今度は少し明るくなっていたのでしょうAさんと分かりました。
この後は、Aさんについてゆきました。途中、宇陀川沿いや東吉野の桜がきれいに咲いていました。

宮ノ谷林道終点に私の車を置いて、Aさんの車で江馬小屋谷林道に向かいます。よく水を汲んでいるところを右折して悪路を終点まで行くと登山道入口です。


●07:13 橋を渡って登山道へ
●07:15 登山届けボックス
●07:24 ノエ股谷方面との分岐(今回は左へ)
●07:32 この斜面は右へ迂回して行きます。
●08:40 植林帯を抜けて自然林へ
●09:12 ヒメシャラ(?)とブナの林
●09:21 ナンノキ平手前

ナンノキ平はなだらかな尾根です。ネットでもよく紹介されている木が迎えてくれます。
今回は季節が早かったようですが、緑がもう少し濃くなれば憩いのスポットです。

●09:35 P1226付近から眺めた江股ノ頭

●09:56 P1226から西に少し歩くと北側を見渡すことのできる展望岩に出ます。北側のパノラマ[部分拡大写真1200pixel*327pixe)はこちら]


江股ノ頭山頂は展望がききません。山頂付近のベンチのようになった木のところで何回ケ目の小休止。●10:29
それにしても、自然の力は偉大です。

●10:36 しばらくはなだらかで広い尾根歩きを楽しんでおりました。

快適な尾根歩きも江股ノ頭尾まで。
下の写真(●10:44)のように南の尾根へ出るには激下りと激登りが待っています。私たちは江股ノ頭尾の西側から降りましたが、正しくは東側から降りるべきでした。10分ほどテープを探しながら木の枝にぶらさがっての激下りでした。

●10:56 江股ノ頭尾真下の急斜面こんな岩場を巻いて降りてきた!
急斜面を下って行く途中に、迷岳から東へ延びる尾根を眺めることができました。●11:02
鞍部まで降りると「水越(水場まで20分)」との道しるべがありました。また、その方向にテープもありました。風折滝方面の谷へのルートのようです。

●11:25 江股ノ頭尾周辺
●11:45 尾根にでました。
●12:03 江股ノ頭尾も少し遠くなりました。

[閑話休題]
私は、テレビの「天地人」のタイトルバックで主人公の妻夫木聡君が立っている尾根がどこなのか気になっていました。
Aさんに聞いてみたところ、「私はドラマを見ていませんが、八海山ではないですか? 途中までロープウエーがありますので、撮影スタッフの移動や資材搬入も可能でしょうし・・・ 八海山は良い山ですよ!」とのこと。
帰ってからネットで調べるとその通りでした。いつもながらAさんの洞察力には恐れ入ります。
また、行きたい山が増えてしまいました。

今年の7月にスポーツジムの知人2名と白山に行きます。
第1週か第2週の水曜日早朝出発。(天候の良い方を選びます)
室堂ヒュッテ1泊。2日目は別山・チブリ尾根経由で市ノ瀬ビジターセンター戻り。
これは家内の了解をもらっています。

8月は本業が忙しくて、山歩きはおやすみ。

9月に北岳へ行きます。これは単独になりそうです

10月上旬には、北アルプス(三俣蓮華岳・水晶岳・雲ノ平)へ行きたいな!!

・・・ほんまに閑話休題ですなあ!


●12:50 尾根を西に歩いて行くと南側の斜面が広く崩れたガレバに出てきました。

●12:59

●13:00 ガレバのパノラマ(遠くに大台ケ原が見えます)


●13:25 本日一番のお気に入り

池木屋山山頂には3回目です。
そんな慢心からでしょうか「帰りは2時間で帰れそうですね」と、思い込んでしまうアサハカな私。
奥ノ谷出合いまでの下りは、ストックを使ってゆっくりとしか降りて行けません。奥の谷出合いは、以前の取付きルートと違うような気がします。しかし、これもあんまり大きな声で叫べないな!?

高滝周辺の下りは慎重に降りて行きましたが、用意されているロープもあんまり多用しないほうがかえって安心かも・・・

猫滝 ●15:49
高滝 ●16:09

山頂から3時間かかって林道終点まで戻ってきました。

今回のコースの逆ルートのほうが高滝の下りもさけられるので、良いかもしれません。
また、車一台の場合は江間木屋谷に車を停めて、詳細図の破線ルートを降りるコースもありそうです。
あと一週間も遅ければ、緑も濃く花ももっとあったかもしれません。
本日見かけた花。

   
 
 

江間木屋谷入り口の水汲み場で、水を汲んで帰りました。
久しぶりの山歩きを誘っていただいたAさんに、そして、62歳になって健康でいられることに大感謝です。